にわとり文庫:trip
2018-08-16T15:16:26+09:00
niwatoribunko
西荻南口の古本屋/ 本の買取いたします。 12:00-20:00 火曜定休 杉並区西荻南3−17−5
Excite Blog
ブダペストとプラハへ買付けの旅その11(旅は終わります)
http://niwatorib.exblog.jp/27056675/
2018-08-16T15:16:00+09:00
2018-08-16T15:16:26+09:00
2018-08-16T15:16:26+09:00
niwatoribunko
trip
とうとう旅の最終日。今日も朝から郵便局へ約20キロあるダンボールを手で運びます。こんな石畳のヨーロッパらしい街並みも見納め。郵便局の帰りにまだ観光客の少ないカレル橋を渡ってみたり寄り道をしながらホテルに戻りました。今日はあともう1箱郵便局へ持っていかねばならないのですが若干箱に隙間があったので木のおもちゃなど本以外のちょっとしたものを買って箱にもう少し荷物を入れる計算。これ以上本屋やアンティーク屋さんに行って買付を続けると出発の日の朝にも郵便局に駆け込むはめになるため今日はなるべく本屋は見て見ぬふり作戦です。そうだ! ミシャ美術館も見たいしまずは街にぶらりと出かけます。 筒状のパンのトゥルデルニークの屋台。空洞にアイスクリームが入ってる屋台も見かけた。食べてみれば良かったかな?
ハヴェル市場の果物屋さん。果物を買って部屋で食べることを夢見ていたのに日中はいつも大量の荷物を持って本屋とホテルの往復ばかりでできなかった。今が買うチャンスかとも思ったけど明日帰るので諦めました。こればかりは今も後悔。。。
ミュシャ美術館は思っていたよりだいぶ規模が小さくあっという間に見終わりました。休憩がてら旧市街広場の近くのオープンカフェに入ってみます。
ウエイターさんにアイスコーヒーってあるんですか? と聞いてみると「あるよ」と言って出してくれたのはやはりこれ。日本人がイメージするアイスコーヒーが飲みたい場合はスタバでコールドブリュー(水出しコーヒー)を注文するのが正解のようです。ところでこの観光ポイントど真ん中のカフェのビールはなんと日本円で500円! この旅最高価格でした。プラハの旧市街は街全体が観光地ですが通り一本、二本の違いで価格が倍以上になるんですね。
さて、のんびりした後お目当のおもちゃ屋さんへ。クルテクグッズが山ほどありますが、クルテクは日本でも買えるので無視していくつか木で出来たおもちゃを買いました。ホテルに戻り箱に買ったおもちゃを入れて梱包。嫌だけど再び郵便局へ。これで仕事は完全終了です。本屋をのぞかないためにも観光へ繰り出します。ところが、調べ魔の自分ですがプラハでの観光地はなぜかまったく調べておらず、ミュシャ美術館で上映していた映像で王宮にある教会にミュシャのステンドグラスがあると知りそこへ行くことにしたのはよいのですが王宮に着いたものの広すぎて行けば分かると思っていたチケット売り場がどこなのかさっぱりわからない。
目についた広場にある教会ぽい建物に入って見るとチケット売り場があったのでとりあえずチケットを買ってみると思っていたより安すぎる。。。なんと、、教会の南塔のチケットで進む道は階段のみ。。10日間ほぼ毎日本屋を巡り、重い荷物を持って移動し、今日だって朝から20キロもある荷物を2度も郵便局まで運んで王宮のある丘を登るのですら結構疲れた状況で塔になんて登りたくない。でも登るしかない。泣きながら登りました。
確かに絶景でした。塔のてっぺんで本当の王宮めぐりのチケットはどこで売っているのか調べると、王宮は大変広いので事前にどこに行きたいか何が見たいか下調べした方がいいですよと書いてあった。人が呆れるほどの調べ魔なのに観光ということで気を抜いてました。スミマセン観光なめてた! 塔を降りる時、へこたれて座り込んでいる女性に日本語で「がんばって」と声をかけると「あと何ステップあるの?」と、たまたま店長が数えながら降りていたらしく「40ステップだよ」と教えると彼氏に「ノーあと40ステップなんて無理〜!!!」とブチギレてました。気持ちわかるよ! いや本当に辛い塔登りでした。下界に降りて正しいチケット売り場でショートコースの王宮めぐりチケットを購入。目的の聖ヴィート大聖堂へ(あの塔の裏手に入り口がありました)
圧巻! 見に来て良かった塔に頑張って登って良かった(登らなくて良かったんですが)報われた〜とありがたい気持ちでいっぱいです。教会全体も興味深くゆっくり見てまわります。
こういう天使が緞帳持っているようなの絵では見たことあるけど立体で見るのは初めて。すごくないですか?
残念な偽キャンドルマシーン。昔はキャンドルに本物の火を灯していたじゃないの、、安全を考慮しているのはわかります。
じっくり教会を見ている間に西日が差してきました。
足元にもステンドグラスの光が反射して夢のように綺麗。うっとりした気持ちで教会をあとにしてカフカが住んでいた家もある黄金の小道など王宮の各スポットを巡って旅の最終日は観光を満喫しました。足は若干ガクガクです。疲れていたせいかトラムに乗って帰るとき逆方向に乗ってしまったみたい、ただ確認してみると遠回りなだけでホテルのそばの停留所までは行くことがわかり未踏の街並みをのんびりながめます。古本屋さんや気になるお店もいろいろありそう。プラハはブダペストに比べて時間が少し足りなかったという思いが残る、また来たいなぁ。。
停留所を降りたところにある行列のアイスクリーム屋さんで観光で疲れた体を癒したいと並んでみました。大正解の美味しさ! ブダペストもプラハもアイスクリームが美味しい。チーズやバターもつまり乳製品が美味しいのね。あーもっと老舗のカフェとかも巡りたかったなと名残惜しい気持ちでいっぱいです。
買付の旅もとうとう終わりです。蚤の市で舞い上がったり、たくさんの古本屋さんをまわって、たくさんの絵本や古本を見て心が騒ぎ、ホテルの机に積み上がる古本に心が震えました。あーやっぱり古本屋巡りは楽しいなぁ。日本に帰ったら少しでもお客さんにそう思ってもらえるお店にしていかないと、、なーんて思ったり。写真は最後の日に見た空に浮かぶ丸い雲と手を振る少年たち。さよならプラハとブダペストまた来ます!
●店長便り●
帰りの乗り継ぎは無事成功すんなり帰宅も猫激怒
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Souvenirs from Budapest and Praha
ハンガリーとチェコの絵本市
2018. 8/18(sat)~8/31(fri)
at にわとり文庫 (営業時間12時頃~20時まで火曜定休)
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ブダペストとプラハへ買付けの旅その10(プラハでの夕食の話)
http://niwatorib.exblog.jp/27055890/
2018-08-16T02:30:00+09:00
2018-08-16T02:30:17+09:00
2018-08-16T02:30:17+09:00
niwatoribunko
trip
プラハ2日目の夕食は調べておいたホテルから歩いて行ける(レストラン選びの基準は歩いて行ける範囲)。昨日食べた牛肉のタルタルが美味しかったので同じくタルタルが有名な U Pinkasu というお店に行ってみました。奥にあるのがタルタルですが上に卵の黄身がのっていて自分でマスタード、パプリカ、胡椒、塩などの調味料を混ぜるタイプ。いっきに混ぜないで一口ごとにいろんな混ぜ方で試してみました。もちろん美味しい! ただ、タルタルは揚げパンにのせて食べる料理だというのに、もう一品をシュニッツェル(ウィーン風カツレツ)にしてしまったのは失敗でした。どちらも美味しいのでパクパク食べてましたが帰りには胸焼け気味。もう一品は煮込み料理とかにすれば良かった。。。
そしてプラハでの最終日は最初に行ったお店でビールの醸造をしているホスポダ U Tří růží に再び行きました。この日は2階の席に通されます。2階の雰囲気も素敵だな〜この日はまだ食べていなかったクネドリーキ(蒸しパン)の添えられた煮込み料理にするか、チェコに来たからには一度は食べるべきと何かで読んだ豚の膝肉(ボリューム的に心配)にするかギリギリまで迷って。。。
豚の膝肉にしました。ドーン!!! 一枚のボードの上に大きな膝肉の塊とおそらく自家製のパンに最高に美味しいピクルス、ザワークラウトが大盛りでドンドンドンとのっています。ビールとの相性もバッチリ! 2人で一生懸命食らいついた感じのこの旅最後の夕食でした。これにビール2杯とミネラルウォーターで3200円くらい(チップ込み)。観光ポイントからとても近い場所にあるというのに良心的なお店でした。
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Souvenirs from Budapest and Praha
ハンガリーとチェコの絵本市
2018. 8/18(sat)~8/31(fri)
at にわとり文庫 (営業時間12時頃~20時まで火曜定休)
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ブダペストとプラハへ買付けの旅その9(プラハでも古本屋巡り2日目)
http://niwatorib.exblog.jp/27053340/
2018-08-14T14:50:00+09:00
2018-08-14T14:50:19+09:00
2018-08-14T14:50:19+09:00
niwatoribunko
trip
プラハ古本屋巡り2日目。午前中まずは買い込んだ本を郵便局に持って行く前に最短ルートを確認するため郵便局まで手ぶらで行ってみる。というのもブダペストではソフトスーツケースにダンボールを乗せて転がして行ったのだが昨日買ったダンボールの形状ではその方法では不可能で手で持って歩かねばならないという事実に気が付いたからです。20キロのダンボールを持って長距離歩くには道に迷う余裕はないため下見です。トラムを使って2つ目の停車場から歩いて100メートルくらいか。。少し大きめの郵便局。次の荷物のためのダンボールを購入してホテルへ戻りすぐに出発。
Heの店でもらったイケアバッグくらいの大きくて頑丈なショッピングバッグに20キロのダンボールを入れてなんとか郵便局まで。世界遺産の街まで来て何やってんだろう? と思わなくもないがとにかく本を運ぶのだ。郵便局の係のお兄さんに一番安い方法で日本に送りたいとGoogle翻訳に教えてもらったチェコ語を書き写したメモを渡すと笑いながら「オッケー! チーペストウェイ!!」と伝票を渡してくれた。英語でどこに何を書くのか教えてくれたのだけど1箇所だけどうしてもお兄さんの英語がわからなくてプチパニックに、窓口でお互いにスマホをいじりだすものの途中で「あ!もしかして箱の中に入ってるものの金額ですね?」 と気がついてそう言うとお兄さん「イェースザッツライト!!」というわけで無事に送れました。ハンガリーではEMSだったけどチェコでは違うようで送料はチェコの方がだいぶ安い。 帰りに郵便局の近くの古本屋さんに一軒寄る。可愛いネズミの人形が均一棚の上にいます。ちょこっと買いましたがカレル橋にも近い観光中心部にあるお店だけあって全体的に少しお高めでした。
ホテルに一度戻って荷物を置き、昨日定休日だったお店を目指します。その前に通り道にある昨日のお店に探してくれるように頼んでおいた本を見に行く。なかったようです。店頭廊下の均一ダンボール昨日はいっぱいあったサイコロがだいぶ減っている。金具類も。
さて、昨日お休みだったお店開いてました。外の窓枠の部分は均一棚となっているようです。バナナ箱には文庫があって表紙が可愛いシリーズをなんとなく買ってみる。 お店の中は手前の部屋に均一に近い価格帯の本が本棚にずらりと並び、そこから次の部屋はステップでちょっと下がったところにある。たくさんの本の中にアルバムだったり古写真だったり古道具も混ざっていて面白い。目当ての絵本は量はあまりなかったものの探していた絵本と出会える。古道具系もじっくり見ていきます1950年代の丁寧に貼られた個人のアルバムが気になって値段を聞いてみるとまあまあ高め。悩んだけどこれを買っておくことでここまであまり買えてない紙モノのにツキがまわって来るんじゃないかと思い買うことに(少し安くしてもらう)。ちなみにこのお店には日本の文庫本がたくさん並んでいました。古本屋さんを出てそそくさとホテルに戻ります。実はこの日はワールドカップ日本VSコロンビア戦の日。大事な初戦はやはり見ておかねばならないということで。。。そして何故か勝った! 試合が終わって気分も高揚、よし自分たちは自分たちのフィールド(古本屋)へと旧市街から少し離れた場所にある調べておいた古本屋さんにトラムを乗り継いで向かいます。
ところがあるはず場所を3周したけどその古本屋さんは見つからず途方にくれることに。3周目でとうとう諦めて帰ろうということに。さっきの日本初戦勝利で高まった気持ちが一気にしぼむのでした。とはいえなんか閑散とした周辺を一応散策してから帰ることに。すると小さい間口の古道具屋さんを発見。しかし店頭に半裸の若者がいて怪しいお店なのではと思うもののせっかくなので恐る恐る入ってみます。他にも若者が出入りしているようだが上階で下宿でもやっている雰囲気(アパートメントホテルかな?)。奥の帳場にはおじさんが一人。何か探しているのか声をかけてきてくれて絵本を出してくれました。何冊か可愛い本を見つけて古道具系もちょこちょこ見ていたら上の方にファイルがあることに店長が気付き見てみると、、まさにこういうの探していた! という紙モノと、とうとう出会えたのでした。そこから閉店までの時間頭の血管が切れる程集中して選びに選び、途中ファイルごと売ってくれないか聞こうかと店長が言ったのだけどコツコツ集めたこういうものをごっそり全部買っていく気にならずやはり気に入ったもの気になるものを選んで買いました。次に行く紙モノ好きの人がファイルを発見してときめきますように。。。
紙さまってきっといるよ 幽霊とUFOもいるよ!
By真心ブラザーズ
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Souvenirs from Budapest and Praha
ハンガリーとチェコの絵本市
2018. 8/18(sat)~8/31(fri)
at にわとり文庫 (営業時間12時頃~20時まで火曜定休)
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ブダペストとプラハへ買付けの旅その8(プラハでも古本屋巡り後半)
http://niwatorib.exblog.jp/27051643/
2018-08-13T12:53:00+09:00
2018-08-13T12:53:21+09:00
2018-08-13T12:53:21+09:00
niwatoribunko
trip
ランチの後ホテルに荷物を置いて次は中央駅周辺の古本屋さんを巡ります。絶対来たかった地下の古本屋さん。思っていたより広い店内。ただこの日は絵本類がやや少なめ。レジの前にあるテーブルで買い取りの査定中の本とは気づかず可愛い絵本と思って手に取ってしまったら、査定してもらっているお客さんが「ほらほらあの人も興味しめしてますよ(もっと高い査定額を)」みたいなことをたぶん言ってました。店主の方すみません!
この方式のショーウインドウいいなぁ。
もう一軒、おばあちゃんが店番をしているお店。ここにも良い本いろいろ、店頭にはポストカードのコーナーが、古写真や紙ものもちょこちょこあって素敵なお店! おばあちゃんにはまったく英語が通用しませんが店員さんが助けてくれて無事たっぷりお買い物できました。と、ここまででたいがいのお店が閉店する時間に近づいてきました。最後にここからすぐ近くにあった郵便局に寄ってダンボールを購入してホテルへ帰りました。
夕飯は念願のチェコのホスポダ(居酒屋)へ! ホテルから近くて店内でビールを醸造しているお店で奥に銅製のタンクが見える。早めの時間に行ったので1階の席へ通されました。
キター!美味しいーー! この店内醸造の出来立てビールが小さめサイズで200円くらいでした安い〜 もう一杯違う種類のビールを飲もうと思っていて小さめを頼んだのですが、、、
食事のメニューも豊富。食べたのはホスダポのフードメニューの定番らしい牛肉のタルタル。添えられている揚げパンににんにくを擦りつけお肉と一緒に食べるのですが、タルタルってこんなに美味しかったですか? けっして生肉好きじゃないのだけどこれはもう人生最高生肉。。店長が食べたハンバーガーも肉の旨味がギュッとしていてすごく美味しかったようです。が、ここで事件が。。店長が飲んでいた自家製アップルサイダーがアルコール入りだったのです。アルコール分解酵素が極端にない体質の店長がグダグダに(なぜ気がつかない〜)。。というわけで店長のアップルサイダーを2杯目に飲んでしまったので結局ビールは1種類しか試せませんでした(自分は2杯までしか飲めない)。
ホスダポの帰り道グダグダの店長を連れて川の近くでひと休憩・・・。カレル橋の夕景、絵葉書かしら?
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Souvenirs from Budapest and Praha
ハンガリーとチェコの絵本市
2018. 8/18(sat)~8/31(fri)
at にわとり文庫 (営業時間12時頃~20時まで火曜定休)
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ブダペストとプラハへ買付けの旅その7(プラハでも古本屋巡り前半)
http://niwatorib.exblog.jp/27049875/
2018-08-12T13:11:00+09:00
2018-08-12T13:11:35+09:00
2018-08-12T13:11:35+09:00
niwatoribunko
trip
プラハで初めての朝。早起きして地図を確認したりプラハの街のお勉強と今日の古本屋巡りのためのプランをたてます。ところでこの部屋本当に広くてこの大きめの机が2つある。
このペットボトルはハンガリーのミネラルウォーターなんですが、とにかく気に入ってしまって捨てられなくて(今も家に4つある)プラハでも水筒として活用。この水を持っていざ出発です。
ホテルから一番近い古本屋さん。手前は新刊書店で中でつながっている広いお店。たぶん有名な古本屋さんです。ここには結局プラハ滞在中毎日来ました。ちょっと高めなぶん絵本の品揃えは一番だったしお店の人もとっても親切。
中廊下にダンボールが出ていて均一本とかサイコロとか金具とかいろいろ売ってました。写真のおばあちゃんは均一をめぐる静かなる戦いを繰り広げたライバル。
1軒目の荷物をホテルに置いてすぐ2軒目を目指しましたがなんとお休みでした。とりあえず外から観察。
ふむふむふむ。
すぐ近くの3軒目へ。女性店員さんのいるお店でした絵本をいろいろリュックサックにいっぱい購入。子供の本が好きなのねとニコニコで、自分ももっとニコニコ本を売らないとね(お客さんが入って来るとびっくりしている場合じゃない)
ホテルへの帰り道にあるアンティークショップに寄ったら良いお店。食器が多いけど隅々まで見るといろんなものが隠れています。ここでもちょこちょこお買い物して。。お腹が減りました。
昨日から朝食みたいなごはんしか食べていなかったので温かいものが食べたくて通りがかったタイ料理のレストランにフラッと入ってみました。温かいものといいつつ、チェコ初ビール!
店長はランチのカレー、私はチャーハン。味は正直イマイチでした。でも久々のお米ありがたい。ところで後ろの席にはタイの僧侶達が食後のお昼寝中でした。
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Souvenirs from Budapest and Praha
ハンガリーとチェコの絵本市
2018. 8/18(sat)~8/31(fri)
at にわとり文庫 (営業時間12時頃~20時まで火曜定休)
旅で買い付けてきたハンガリーとチェコの絵本を中心に蚤の市やアンティークショップで見つけたガラクタや少しずつ集めた紙モノなどをいっきに放出するマーケットを開催します。
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ブダペストとプラハへ買付けの旅その5(蚤の市そして温泉へ)
http://niwatorib.exblog.jp/27029950/
2018-08-05T14:15:00+09:00
2018-08-05T14:15:59+09:00
2018-08-05T14:15:59+09:00
niwatoribunko
trip
今日は2箇所の蚤の市をまわるため朝一番で朝食を食べてホテルを出ます。トラムからバスに乗り換えて郊外にあるBudaiの蚤の市を目指します。観光地圏内から出るのは初なのでちょっとドキドキ。でもgooglemapさえあればどんなところにもスムースに行けることに驚きます。昔はバスを使うだけのことが結構ハードルが高くて不安だったけど今ならあと何分でバスが来るのかまで手元のスマホで分かってしまうなんてありがたい。。ちなみに郊外行きのバスはバスのチケットを運転手に見せる必要アリ。中心部は見せないで乗れるのでそこだけちょっと注意です。
到着しました! 朝早いのでこれから出店する人達も続々と車で集まって来ている様子。いったいどんなモノに出会えるのか、、
ワクワクと言いたいところだけど、モノモノモノに圧倒されていったい何が欲しいのか頭がパーっとなってしまうのでした。で、一番最初に買ったのが本。本を買ってなんとか落ち着きを取り戻して端からじっくり見ていきます。食器を売っているブース多し、陶器のお人形、おもちゃ、ガラクタちょこちょこと買い物しつつ、何で買ったんだろうと思うものも買ってました(笑)
ハンガリーの昔の修了証とか卒業証書とか。共産圏時代のものなのでデザインがそれっぽい。俺は専門家だと言うおじさんに説得されてなぜか何枚も買ってました。その他にもあれやこれや、そして気づけば袋に何やらいっぱい抱えて現金はゼロ!まだ午前中ですがとにかく中心部に戻ってATMでお金を下さねば。次に目指す蚤の市は有名なエチェリです。
エチェリに到着。一緒にバスを降りた人たちと横断歩道を渡って写真で見たことのあるゲートをくぐりいざ! さきほどのブダイよりアンティークらしいもの、蚤の市らしいものが並んでいるので欲しいものは見つけやすいのかもしれないけど値段を聞くと結構高い金額を言われるような。もちろん値下げ交渉はするものの。。ううーん。しかし何か買ってエンジンをかける意味で高めだけどもまずは犬のブックエンドを購入。
しかし思ったよりエンジンがかからない。持って帰れるもので、買える値段で欲しいもの、広い蚤の市で見つけるのは思っているより大変。どんなものを探しているのか何が欲しいのかが曖昧になってきてしまうなぁ。難しい。
気持ちが上ずりながらもいろんなものを吟味してなんとか買い物を続ける。でもやっぱり高い印象。はじっこの方にあった限りなくゴミに近いガラクタを並べているブースでは段ボールにポストカードが雑多に入っている。中に面白い図柄のものがあったので何枚か選んで値段を聞いたら、ちょっと信じられない金額。その金額で売るならダンボールに適当に放り込んであるってどうなの〜と交渉する気にもならないと立ち去ろうとしたらお前のミニマムプライスはいくらんなんだと引き留められ、ミニマムプライスを告げるとそれでいいってことに!? 最後に見つけたのは古い手芸雑誌、これはとても書いやすい値段で言い値で買いました。自分に合うブースというか売り手の人が見つけられると買えるものも増えるのかなぁ? そんなに買ってはいないもののやはり単価が高かったこともあって再びお財布の中は限りなくゼロへ。もう帰るしかない!
思っていたよりだいぶホテルに早く戻ってこられました。荷物を整理して一休みしたらブダペスト最後の観光へ! まずはルダシュ温泉へ行きます。撮影禁止なので写真はありませんが、いいお湯でした。硫黄のほのかな香りもあって、ずっとシャワーだけだったので湯船に浸かれて最高です。プールやアウトドアバスなどのある新しい施設の方は利用せず16世紀に作られたというトルコ式風呂のみ、42度くらいある浴槽もあるし薄暗くて温泉ムード満点。更衣室が個室だったのも良かった。入浴後は漁夫の砦の夜景を見たいということで砦へ向かいますが、途中見つけたハンガリー料理のレストランでブダペスト最後の食事。ザッツ観光地というレストランで普通に美味しかったですが昨日のレストランのような特別感はなく値段は少々高め。そして現金のみということで数百メートル先のATMにお金を下ろしに行かねばなりませんでした。明日の午後にはブダペストを発つためフォリントはほぼ使い切るようにしていたので軽くショック。。
食後は砦に向かって急な階段の道を進みます。結構キツイ!
やっと到着した漁夫の砦の夕暮れ、周辺の素敵なレストランやカフェなども閉店時間を迎えているようですが夜景を見るにはまだ暫くかかりそう。唯一開いているスタバで食後のコーヒーを飲みながら待ちます。そして21時を過ぎると景色が一変。
うわー映画の世界みたい対岸には国会議事堂の夜景も見えます。
いくら撮っても写真には映らないけど本当に感動するような夜景の中に身を置いて(夜景で感動したのは初めてかもしれない)なかなかこの場所を立ち去れません。とはいえ荷造りもあるし、ずっとここにいるわけにもいかず、ぼちぼち丘を降りて行く他の人達を追いかけるようにして帰路につきました。。
帰り道のドナウ川の川辺にはお酒を楽しむ人々でいっぱい。みんな楽しそうで良かった!
ブダペスト最後の夜を堪能してトラムでホテルに帰ります。楽しかった! それにしてもブダペストで一番の観光ともいえる夜景見物は無料、、なんてお得な街なんだ。また来たいと強く思った夜でした。
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ブダペストとプラハへ買付けの旅その4(3日目にして初めて川を渡る地下鉄で)
http://niwatorib.exblog.jp/27021032/
2018-08-01T19:04:00+09:00
2018-08-01T19:04:08+09:00
2018-08-01T19:04:08+09:00
niwatoribunko
trip
今日は金曜日。日曜日には移動するため郵便局で荷物を送るラストチャンス(本局に行けば土曜も送れるとは思いますが)。朝から2往復です。2往復目は一人で大丈夫でしょうということで、店長とは別れて中央市場へ。というのも確か市場の地下に琺瑯などの金物を売る店があるはず、でも明日は時短営業で日曜は定休日のため日程的に買い物できるのは今このタイミングのみ。
中央市場の地下には魚屋さんとピクルスのお店が立ち並んでます。ピクルスは可愛く瓶詰めされていることで有名で大きな瓶詰めの看板が立ってました。そしてこの看板の奥の方に地味なお土産屋さんと金物と籠を売るお店が2軒(肝心のそのお店の写真は見つけたことに興奮しちゃって撮ってません)。そのうち1軒のお店には琺瑯のマグカップ、鍋、ポットそして籠がたくさん可愛いものがいろいろある! でも時間はあまりないため集中してあまり悩まないように商品を選ぶ。そのうちお店番のおばあさんが籠を渡してくれたので、その籠に買いたいものをいっぱい入れてお会計をお願いすると......。カードは使えないとのことで慌てて1階のATMへお金を下ろしに行くことに。ちょっと慌ただしかったけど可愛い琺瑯いろいろ買えました。良かった! (籠も買いたかったけどかさばるので断念)
ホテルで店長と落ち合い、再び街へ。今日は初めて地下鉄に乗ってブダ側(ブダペストはドナウ川を挟んでブダとペストに分かれています)にある古本屋へ行きます。ブダペストの地下鉄のエスカレータは早くて驚くとよく読んだのでどんなものかなと思ったら、シンガポールのエスカレーターと同じくらいでした。確かに早めだけど、これくらいのスピードの方が歩く人がいなくていいと思う。むしろ日本が遅いのでは?
観光地からは少し外れているブダ側の古本屋さん。新しい本が多いように見えて左手には黒っぽい本だけ集めた棚もあって侮れない感じでした。絵本はレジの前、さすがにここまでたくさん絵本を見てきたので選ぶ目も厳し目に。とはいえリュックにいっぱいくらいの量は買ってしまう。帰りは地下鉄は使わずトラムを使ってゲッレールト温泉まで行き、その近くの古本屋さんに行ってみるもかなり小さいお店で収穫なし。何も買わなかったのはこのお店だけだったかも。もう一軒王宮付近にグーグルマップ上では古本屋さんがあったと思うけどそこまで行く気力がなく断念。とりあえず自由橋を渡ってホテルへ荷物を置きに帰ります。
今日はもう一つ大事な用事があってそれは西駅へ行って日曜日にプラハへ移動するための列車のチケットを出力すること。列車のチケットは日本で予約&入金済みですがハンガリー鉄道の場合プリントアウトがチケットにはならず必ず主要駅にある発券機に予約番号を入力して発券せねばなりません。駅の下見を兼ねてバスで西駅に向います。バスの中ではさっき大学を卒業したというハンガリーの男性に流暢な日本語で話しかけられました。大学で日本語を勉強したけどまだ日本に行ったことはないそうです(我が身を振り返ると英語で話す環境がないから出来るようにならないなんて言い訳だな)。いつか日本に遊びに来てくださいと言って彼と別れました。さて、西駅に着きました発券は簡単! 乗る予定のホームまで行ってみると入り口からかなり離れていて下見しておいてよかった。
次に西駅からほど近い場所にある古本屋さんへ少し迷ってやっと到着したものの、あまりめぼしい本は見つけられず手芸の本を1冊だけ買って外に出ました。中途半端な時間だけど明日は早朝から蚤の市を2箇所まわる予定なので今日はもう頑張らずに、遅めの昼食兼早めの夕食を食べに行こう!
ここはどうしても来たかったレストラン「Menza」ガイドブックにもよく出ているしトリップアドバイザーでの評価も高いのだけどドナウ川沿いのいかにも観光客向けというお店とは雰囲気が全然違います。場所はオクトゴン駅のすぐ近く東京だと表参道あたりに似た感じの場所。16時過ぎという中途半端な時間なので予約なしですんなり入店できました。
まずはお店のオリジナルビールと店長が頼んだのはなんかオシャレっぽいベリーのソーダ(なぜ?)
そしてここに来たかった理由それはフォアグラのソテーを食べてみたかったから。ハンガリーはフォアグラの生産地として有名でとても安く食べられるのです。でも実はフォアグラそんなに好きじゃない(結婚式くらいでしか食べたことないけど)、が、しかし有名な生産地というなら印象が全然変わるかもしれないと思ったのです。そしてこちらのフォアグラに添えられるソースがダークチェリーだというのが好みだったから。そして食す。
美味しい〜〜〜何この食感、風味!これに合わさるダークチェリーのソース、、素晴らしいぞ!そして下にあるマッシュポテトの舌触り!なんという三位一体!! 興奮しました。で、でも私、肉の脂が体質的にあんまり得意ではなく、大きなフォアグラ2枚堪能したところでちょっと怪しい感じになってしまい、店長のお皿と交換してもらうことに。。
店長が選んでいたのも有名なハンガリー料理で、牛肉をパプリカなどでで煮込んだシチューにガルシュカとよばれる粒状のパスタが添えられたもの。フォアグラの脂にちょっとやられた体に丁度いい牛肉のさっぱりしたシチューでした。こっちも美味しい! ちなみに店長は私よりフォアグラ嫌い絶対食べないと言っていたくせに、試しに一口だけであげた瞬間に「ううううううまい〜」と魔力に取り憑かれていたため、交換してと頼んだら「いいいいいいの?」と声が上ずっていました。
ブダペストまで来た甲斐があった。美味しいものを食べるとなんでこんなに充実するのでしょうか? フォアグラのソテーはさすがに2000円くらいしますがあの量であの質でと考えると非常に安いはず(フォアグラの値段の相場を知らないけど)。食後にコーヒーも頼んでサービス料込4000円ちょっとくらいでした。ちなみにMenzaでは平日限定のランチがなんと500円程度で食べられます! 帰りは腹ごなしにブラブラ歩いて帰り、ホテル近くに着くと店長だけは昨日魔窟と名付けた雑然と本が積まれた古本屋へ吸い込まれて行きました。明日は蚤の市!
●店長便り●
魔窟はあの辺で19時までやっている唯一のお店なので古本好き達が18時が近づくと一人、二人と集まってくる。それぞれが無言でじっくり本に向き合っていて居心地の良い店だった。雑然と積まれているようで本の山はジャンルごとに分かれていて実は探しやすい。なかなか見つからなかったリクエストの原書もここでなんとか発掘できたし自分用にはハンガリー人作家が書いたSFを一冊買えて満足。
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Souvenirs from Budapest and Praha
ハンガリーとチェコの絵本市
2018. 8/18(sat)〜8/31(fri)
at にわとり文庫 (営業時間12時頃〜20時まで火曜定休)
旅で買い付けてきたハンガリーとチェコの絵本を中心に蚤の市やアンティークショップで見つけたガラクタや少しずつ集めた紙モノなどをいっきに放出するマーケットを開催します。
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ブダペストとプラハへ買付けの旅その3(ブダペスト2日目は雨でした)
http://niwatorib.exblog.jp/27017277/
2018-07-30T20:08:00+09:00
2018-07-30T20:08:59+09:00
2018-07-30T20:08:59+09:00
niwatoribunko
trip
昨日は思ってた以上にたくさん本が買えたのですが、そうなると荷物を送るためのあれこれが心配になってきます。今日はまず近くの郵便局に行ってみる予定。その前にホテルの朝食です。パンとハムやチーズの種類がたくさんあって、ちょっと凝ったサラダや果物、ヨーグルトもいろいろあって小さいホテルのわりに充実してました。ブダペストの飲食店以外の小さなお店は10時か11時から18時までのところがほとんど、限られた時間でたくさんのお店をまわりたい我らは昼食抜きで動くために旅行中はなるべく朝食をしっかり食べると決めていました。ちょっと苦しいくらい食べる。
朝食後、ホテルから一番近い郵便局へ。中にはまだ人も少なくカウンターでダンボールを購入。局員のお姉さんに荷物を日本へ船便で送りたいんですがなどと質問してみると船便なんてないし国際郵便はこれで送るんだよとEMSの伝票をくれました。えっ安く送りたいんだけど船便じゃない? 自分たちの貧相な英語力ではこれ以上質問しても情報は得られそうもないので「またすぐ来ます!」と言ってとりあえず最短ルートを確認しながらホテルに戻る。部屋で梱包しながらネットでいろいろ調べてみてもイマイチ最新郵便情報がわからないけど、どうやら船便はいろんな国で廃止されつつあるらしいことはわかった。確かにハンガリーって海ないし。そして一定の重量を超えると普通の国際郵便よりこのEMSの方が安くなるらしいような一文も見つけ、何より郵便局のお姉さんはとても親切だったのでお姉さんの言うことに従って間違いなしという結論に達しました(実際はどうかわかりませんが)。
という訳で箱に20キロ近い本を詰めてEMSの伝票に記入もして再び郵便局へ! 外に出ると土砂降りでした。。。
雨が止むのを待つ時間的余裕なんて旅行者にはない、強行突破あるのみ。トランクにくくりつけた箱にビニールをかぶせ5分ちょっとくらいの道のりをヨタヨタと進む。やっとのことで郵便局に到着すると列が出来ていて先ほどのお姉さんがハードクレーマーのおじさんに怒鳴られていた。並ぶ者全員が同情の視線。事情は知らないがここで文句いっても仕方がないパターンとみた。郵送料は思っていたよりだいぶ高かったけどお姉さんに幸あれ。
さてホテルに戻って体制を整え直し雨の降る街で今日も古本屋巡りです。まずはアストリア駅の近くのお店へ。絵本をいろいろ物色しつつ本以外の紙モノなどもちょこちょこあるお店。ふと見つけたあるファイルにはいわゆる封緘紙(昔のお店で使っていた包装をとじるための紙片)がぎっしり! これは……ただ1枚の値段が高く仕入れとしては無理。おみやげに数枚買うに留めました。しかしブダペストで封緘紙に出会えるなんてなんだか嬉しい。ハンガリーにもあんな小さい紙片に魅力を感じてコツコツ集めていた紙モノの先輩がいたんだなあ。世界中にいるんだあ! そんな幸せな気持ちで昨日時間切れで入れなかった古本屋さんがある古本通りへ戻ります。
昨日と同様たくさん買ってはホテルに置きに行くを繰り返しいくつもの古本屋さんをまわります。今日は一軒目であのファイルに出会ったからか紙モノが見つかる日。女性が二人でやっているお店では古いビールのラベル一括で売っているのを発見。もちろん買います。本と一緒に博物画や古地図などが並ぶお店ではハンガリーの昔のお祝いの電報。民族衣装を着た女の子の版画が表紙。少しだけどいいもの見つけたなと次のお店へ。
ブダペストの古本屋は基本、並べがキッチリしていて真面目なしっかりしたお店と重厚で趣のある古書店のどちらかといった印象ですが、店内が基本ごちゃごちゃで親近感しかわかないお店もありました。子供の本ならこっちだよ歩きにくいけどごめんと通された部屋の床中に仕分け中の本が広がっていてつま先立ちで移動するしかない店。ここの店主は値段を聞いてちょっと悩むとすぐに値下げしてくれるし、たぶんYouと言うべきところが全部Heになっていて、Heはどこから来たの?みたいにずっと言っていたのでHeの店と命名。本当の店名は忘れました。会計の時レジの側の棚でなんとなく見ていた本を落としてしまったら、その本はスーベニアだあげるよと一緒に袋に入れてくれた。あ、、違う本を落とせば良かった……。
そしてもう一軒が魔窟と命名した(勝手に)間口が狭く本が積み上がり過ぎていて普通の人だとかなり入りづらいが、古本好きならワクワクしかしないお店を発見。このお店だけ19時までやっているようなので後日再び攻めることにして、いったんホテルに戻る。朝、ダンボール一箱日本へ送ったばかりなのに部屋には再び本の山が出現していたのでした。
一通りホテル周辺の古本屋は全てまわって本もだいぶ買えたので、この後はガラクタを探しにアンティークショップをのぞきに行くことに。土曜日は蚤の市をまわる予定なのでなんとなく相場をみておきたい。というわけでホテルのある5区からシナゴーグ周辺の7区方面へ歩いて行きます。一軒目は有名な廃墟バーの入り口付近にあるショップ。アンティークもあるけどどちらかというと雑貨屋さん。数少ないアンティークのおもちゃなども値段を聞くとかなり高い。そういえば観光客も多いし観光地価格なのか、ここでは買うものはないと思った矢先、1960年代前後の子供の雑誌が下の隅の方にごちゃごちゃっと積まれてるのを発見。値段を聞いてみるとずいぶんと手頃なお値段。状態の良さそうなものを選んで20冊ほど結局また本を買っていました。
2軒目は上の写真のお店。ここもガイドブックによく載っているお店なんだけど店内がかなり埃っぽい。商品を触っていると手が真っ黒に。お客さんが入ってきてもチラッと見てはすぐ出ていってしまってます。お店のおじさんはお客さんには目もくれずずーっとゲームをしてました。でも我々は埃ぽさには慣れているし大丈夫。このお店かなり気に入って1時間くらいかけてじっくり見たあと古い缶とか紙の箱、他にもいろいろ結構な量のガラクタを入手。少し安くしてとお願いしたら快くディスカウントしてくれたし良いお店でした。ちなみに現金のみです。
アンティークショップを出たところで17時過ぎ、お昼も食べずに雨の中駆けずり回っていたので今日は18時を待たずにタイムアップ。最後のお店から歩いて5分くらいにあるPolapolaという肉料理やソーセージをグリルで焼いてくれるバルカン半島料理のお店へ。今日も良く働いたのでビールが旨い! 夕飯には中途半端な時間なので店内には自分達だけ。英語メニューもあったけど疲労で考えるのがめんどくさくてミックスグリル盛り合わせをオーダー。
ドーンとやってきた大きなプレートの上にはソーセージ、牛や羊のひき肉料理。お肉類も美味しいのですが、一番美味しかったのがもちーっとしているピタパンと写真の一番左端にある軽くてふわっとしていて軽いのに風味のあるバター。これは本当に買って帰りたかったな〜。お肉だけで食べたり、途中からパンにお肉と玉ねぎをスパイシーなソースと一緒に挟んで食べたりしてるうちに多すぎると思った量をペロリとほぼ完食してました。かなりのボリュームのお肉料理と二人でビール含む2ドリンクで約3000円くらい。ビールはだいたいどこも200円ちょっとくらいでした。
1日中雨の中街を歩いていたので食事の後ホテルに戻ってぐったりだったのですが、この日の夜は日本から予約していた教会のオルガンコンサートの日。当日でもチケットが買えますが、予約してなかったら絶対に行ってなかっただろうな。でも本当に行って良かった。教会に響きわたるパイプオルガンの音色を聞いていると世界の終わりが来た感がすごいありますね。コンサートの進行が村の催しっぽくて基本オルガン(若め)フルート(おじいさん)声楽(おじいさん)の3人でまわしているんだけどメインの演者が変わる度に仰々しく挨拶するのがちょっと面白い。あとアベマリアって教会における超ヒット曲なんだなと思いました。一番盛り上がる。
コンサートが終わると外はすっかり暗くなり雨も止み、コンサートの行われた聖イシュトヴァーン大聖堂はライトアップされて光り輝いていました。。教会の前の広場には有名なワインバーやオシャレなレストランが立ち並んでいます。
でもこの広場で一番有名なのはバラのアイスクリームのお店。雨が降っていたこともあってほとんど行列もなかったので食べてみることにしました。Sサイズが2フレーバー、Mが3フレーバー、Lが4フレーバー。
ラズベリーとピスタチオの2フレーバーにしました。乙女なアイスクリームはまさしくインスタ映え。買った人全員しっかり写真を撮ってました。もちろん私も。見た目優先で味は普通かと思いきや美味しい〜! 特にピスタチオが最高!! これは他のナッツ系も食べてみたい。でもピスタチオとヘーゼルナッツでは地味かな?
コンサートを聴いてアイスクリームを食べた帰り道。雨上がりの広場は本当に綺麗だった。でも明日は晴れて欲しいな。。
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Souvenirs from Budapest and Praha
ハンガリーとチェコの絵本市
2018. 8/18(sat)〜8/31(fri)
at にわとり文庫 (営業時間12時頃〜20時まで火曜定休)
旅で買い付けてきたハンガリーとチェコの絵本を中心に蚤の市やアンティークショップで見つけたガラクタや少しずつ集めた紙モノなどをいっきに放出するマーケットを開催します。
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ブダペストとプラハへ買付けの旅その2(ようやく到着1日目)
http://niwatorib.exblog.jp/27014841/
2018-07-29T13:42:00+09:00
2018-07-29T13:42:34+09:00
2018-07-29T13:42:34+09:00
niwatoribunko
trip
その日のうちにブダペストには到着できなかったけど、もし予定通り乗り継ぎ時間含めて約14時間のフライトの後では入国手続きして荷物をピックアップしてATMでお金を降ろして、バスの7daysチケットの購入したりとかなり大変だったはず。今回はモスクワの空港で一泊してから2時間ほどのフライトで到着したので体も頭もスッキリしていて何もかも楽でした。市内までのバスも午前中なので空いていたし、9時頃空港に着いて10時にはホテルに到着。事前にメールしていたので部屋にもすぐ通してもらえました。
部屋に着いて荷物を置いたら、いってもたってもいられず早速街に飛び出しまずはドナウ川まで歩いてみます。自由橋、すぐ隣には中央市場なんどもグーグルマップ上でうろうろして見慣れた(?)街が目の前に実在していて気持ちがわーっと高まる!
まずはちょっと中央市場を見学しようと中に入ってみる。1階には野菜やお肉など生鮮品がいろいろ、観光客目当てのお店もあれば地元人向けのお店もあって活気があります。2階は完全に観光客向けのお土産物屋さんがズラーっと並んでいました。ハンガリー料理を楽しめる食堂もあるようですが、そのうちソワソワしてきて古本屋に行かねばと焦り出し、慌てて市場を出て古本屋の並ぶ通りへ。
まず目についた一軒目に入ると児童書や絵本の棚をすぐに発見。次々と気になる絵本を積み上げて、それからじっくりお見分けしてレジへ。1軒目にして結構な量の絵本と本を買ってしまった。これを持って次の店へ行くには重すぎるのでホテルに荷物を置きに戻る。すぐにホテルを出て2軒目のお店でも結構な量を買ってしまう→ホテルへ戻る 気がつけばこれを何度か繰り返していました。滞在しているホテルは古本屋が集まる通りのすぐ近くなので非常に便利。
実は最初はもっと安いけど中心部からはやや離れる東駅近くのホテルを予約していたものの、ホテル代が上がっても古本街の近くの方が結局良いのではと思い変更したのでした。この選択は大正解。それとホテルの中2階に無料のカフェラウンジがあってコーヒーマシーンで普通のコーヒーはもちろん、エスプレッソからカプーチーノまで冷蔵庫にはミネラルウォーターとレモネードが入っていて自由に飲めるので、古本を運び疲れたらそこでちょっと休憩します。おかげで結局ブダペスにいる間一度もカフェに入らずじまい。それはそれで寂しいけど、だいぶお金と時間の節約になりました。
何度も古本屋とホテルを往復して本をせっせと運んでいたらあっという間に16時過ぎ。朝、飛行機でサンドイッチを1つ食べただけで動きまわっていたので気がつけばお腹が減ってふらふら。ホテルの前の地味な通りの先に大学があってその前がちょっとした広場になってます。スターバックスや通りにテーブルを出すレストランが集まるその一角にあるフムスバーがあります。
今回の旅行に出るにあたって買付第一食事は第二と決めていたものの、調べて行くうちに気がつけばわりと飲食店情報が頭に入っていました。とりあえずホテル周辺のカジュアルで安いお店として目をつけていたここはチェーン店でブダペスト市内に何店舗かあるみたいです。オーダーしたのは店長がデイリースープとチキンのピタパンサンド、私はフムスのファラフェル(豆のコロッケ)トッピング。フムスにはピタパンが2枚もついてくるしファラフェルも10個も乗っていて思った以上にボリューム満点でした!
スープは優しい味で昨日からの長旅で疲れた体にしみました。とろとろの野菜がたっぷり入っていて690Ft 日本円で280円くらい。全体では結構ボリュームのある料理とドリンク2杯をオーダーして1500円くらい。
食後にすぐ古本屋巡りに戻ったものの、どこもだいたい18時で閉店なのでそこで今日の労働はおしまい。たった1日でホテルのデスクの上にはまあまあな高さの本の山ができました。さて本屋さんの閉まる18時以降は観光の時間、ただ一番の見所らしい夜景を見に行くにはまだまだ明るいブダペスト。今の時期は21時くらいまで暗くならないようです。というわけで暫し昼寝?夕寝?感覚的には昼寝をして待ちます。3時間ほどしてやっと暗くなってきたので重い腰を上げて散歩にでかけました。
昼間に見るのとは全然違う景色の自由橋。
対岸にある王宮のライトアップも見事です。ドナウ川をボードで巡る夜景ツアーに参加したかったけど滞在中は結局あまり時間がなくてあきらめました。評判も良さそうだし次回があれば乗ってみたい。次回があれば。
煌びやかにライトアップされたたくさんの建造物に圧倒されながら夜のお散歩終了。気がつけば結構な距離を歩いていました。帰りはこの旅初のトラムで帰宅。
ホテルに戻って、昼間立ち寄ったスーパーで買っておいたチーズやハム、パンとビールで軽い夜食。ブダペストの初日は終了です。
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Souvenirs from Budapest and Praha
ハンガリーとチェコの絵本市
2018. 8/18(sat)〜8/31(fri)
at にわとり文庫(営業時間12時頃〜20時まで火曜定休)
旅で買い付けてきたハンガリーとチェコの絵本を中心に蚤の市やアンティークショップで見つけたガラクタや少しずつ集めた紙モノなどをいっきに放出するマーケットを開催します。
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ブダペストとプラハへ買付けの旅その1(まだ到着しません)
http://niwatorib.exblog.jp/27011981/
2018-07-27T21:27:00+09:00
2018-07-27T21:40:11+09:00
2018-07-27T21:27:24+09:00
niwatoribunko
trip
念願の買付けの旅に8年ぶりに行ってまいりました。行き先はハンガリーのブタペストとチェコ共和国のプラハの首都2つを巡る旅。さあ旅の初日、全ての準備は整ったということでいざ成田へ! が、到着するなり乗るはずだったアエロフロートの遅延です。遅延で有名なので非常に心配していましたがまさに心配通りになってしましました。
カウンターデスクの方からは乗り継ぎ便に間に合わないのでオーストリア航空に乗ってくださいとのこと。到着は遅れるけど、その日中にブダペストに着くならいいねとホッとした数分後、、「断られてしまいました」とあっさり、、デスク「こうなったら一か八か予定通りモスクワへ飛びましょう。着いたら走ってください」と、にわとり「向こうで誘導してもらえますか?」デスク「自力で頑張って下さい」にわとり「自力で? で、間に合わなかった場合は?」デスク「翌朝の便に乗ってもらいますが、こちらでホテルを手配すると断言はできないんです、しかし、幸いモスクワシェレメチェボ空港は24時間営業です!」にわとり「え?」デスク「あとたとえ身体がブダペストに着いても荷物は着きませんので、ここで一泊分の荷物を手荷物に入れた方がいいです」とのことでしたが、心配性なのですでに1泊分の荷物は手荷物に入ってました。
旅慣れてないので非常に不安な展開です。とりあえず、成田のドトールでアイスラテを啜りながらブダペストのホテルに乗り継ぎ間に合わなかったら今日到着できないけど、明日の朝には行くので部屋はそのままキープしてくださいと英語で(グーグル先生に助けてもらいながら)メールしました。するとすぐにホテルから「了解」との返信が来たのでそこは一安心。そして、結論からいうと間に合いませんでした。ただ、アエロフロートはCAさんも優しく親切で思っていたより全然良かったです。ターミナル内の誘導はしてもらえないとの話でしたが、飛行機を出ると間に合う便の人達は行き先の書かれたボードを持った職員の方がいて誘導もされていました。間に合わなかった組がカウンターで指示を仰ぐと翌朝7時の便の搭乗券とターミナル内にあるホテルが用意され、ミールクーポンを支給されました。着くまでは乗り遅れたくなくてずっと落ち着かなかったけど、乗り遅れ決定となったのでむしろスッキリした気持ち。ホテルも用意されたしホッとしました。
パスポートコントロールと手荷物検査を通りターミナルEにあるカプセルホテルに移動。とりあえずチェックインしようとすると、チェックインは22時からと冷たく追い返されてしまう。この時点でまだ18時過ぎくらい。
というわけで一緒にブダペスト便に乗り遅れた退職旅行のご夫妻と共にまずはカフェで休憩。店長はアイスコーヒーを私は10時間のフライトで疲れた体にビタミン補給のスムージーをオーダー。アセロラとかいろいろ入っていてとても美味しかった〜、ただ、2人で4枚もらったミールクーポンですが1枚1000ルーブル(旅行時1700円くらい)でお釣りが出ないのでなるべく有効に使うためには少々頭を使わねばならず若干オーダーに迷う仕様です。休憩後はご夫妻と別れてシェレメチェボ空港散策へ。
このアイスクリーム可愛い! モミの木型のパルムみたいです。他にも有名な女の子のパッケージのチョコレートとかロシアっぽいものを見つけては密かにときめくのでした。ところで間も無くW杯開幕という時期なのに思ったほどサッカー関係のものがなかったような。それはたぶん搭乗フロアだからかな?
そんな中、見つけましたドイツ代表&メキシコ代表マトリョーシカ! ただドイツの選手のユニにトニ・クロースって書いてあるのですが全然別人だと思うんですよね。気のせいかな?たぶん 中には残り10人の選手が入ってるんでしょうね?
気になります。
噂のプーチンTシャツも各種取り揃ってました。カッコイイプーチン、強そうなプーチン、熊に跨った金太郎さんみたいなプーチン。プーチン祭りです。お土産に買ってみようかとも思ったけど3000円以上はしそうだし、プーチンTシャツってシャレになるのだろうか? とか考えだすと面倒くさいような気もしたのでやめました。
さらにシェレメチェボ空港の搭乗フロアを隅から隅まで散策していてついに見つけました♡みんな大好きミーシャだよ♡
ロシアの可愛いキャラといえばミーシャかチェブラーシカですけどやっぱりミーシャが断トツ一位なんじゃないかな? その割にはずいぶんひっそりした場所にいたなぁ。あーでもそのひっそり感も可愛いよう♡
ひとしきり空港散策しても22時まであと1時間以上あるので夕飯を食べることに。夕飯といっても機内食を中途半端に食べていたし、今が日本時間だとたぶん深夜3時くらいとなると何を食べるべきか? 熟慮の上目の前にあったアイリッシュバーでビールを飲む!
ミールクーポンを明日の朝の分を残しても早い便だし機内で朝食出るだろうし全部今使っちゃおうとつまみにソーセージ全部盛りプレートも頼む。炭酸水や最後にコーヒーも頼んで、ちょっと余ってしまったけど概ね使い切った。アエロフロートさんご馳走様でした! 最初のスムージー含めて機内食の何十倍も美味しかったです。そして店内ではなぜかジダンが頭突きして退場になった伝説の2006年W杯決勝戦が放映されていて思わず見入ってしまう。みんな若い! 頭突きシーンまで見たかったけど22時になったのでホテルへ。ホテルは窓もない簡素な部屋ではありましたがシャワーを浴びてベッドに横になれるだけで十分休まりました。空港の椅子で朝までとかじゃなくて心底良かったと安堵。成田でカウンターデスクの人が言った「幸い空港は24時間営業なので大丈夫」という言葉を思い出し「それは全然幸いじゃない」と心の中でつっこんでから眠りについた。
●店員便り●
まだ目的地に到着もしてないのに長々とブログを書いてしまいましたが、今思えば全旅程のなかでこの日が一番長い1日だったのです。
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Souvenirs from Budapest and Praha
ハンガリーとチェコの絵本市
2018. 8/18(sat)〜8/31(fri)
at にわとり文庫 (営業時間12時頃〜20時まで火曜定休)
旅で買い付けてきたハンガリーとチェコの絵本を中心に蚤の市やアンティークショップで見つけたガラクタや少しずつ集めた紙モノなどをいっきに放出するマーケットを開催します。
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楽しすぎるよスキポール空港
http://niwatorib.exblog.jp/12557446/
2010-12-23T02:21:00+09:00
2010-12-23T13:48:37+09:00
2010-12-23T02:21:37+09:00
niwatoribunko
trip
帰り道、飛行機の時間が2時間も遅れて、空港でたっぷり時間ができてしまいました。が、ここはスキポール空港、たっぷり見学したかったのでラッキーにすら感じてしまう。 夏にオープンした空港図書館。日本語の本もありました。図書館のすぐ近くにはキッズルームやリラックスチェアがたくさん並ぶコーナー、クイックマッサージが受けられる場所もありましたよ。
かわいいフードコート。棚の上に古いトランクが積んであってちょっとだけ列車のコンパートメント風?
このフードコート内にマクドナルドに並んでPAUL(フランスの美味しいパン屋さん)もありましたよー。
デルフト焼きのカップやポットが座席になったカフェもありました。
この裏にはカジノもあるし、ミュージアムで絵画も見られます。ここでなら足止めをくっても全然構わない〜なんて思っていたら、現在、ヨーロッパは大寒波でしゃれにならない状況のようですね。やっぱり辛いか。 フロアの中心にあった大きなクリスマスツリーにはつららや雪の結晶やデルフト焼きのオーナメントがぎっしり。 そしてツリーのふもとには街が広がっていました。街のすみずみまでじっくり見物。楽しいなー。
カラフルでモダンなダッチデザインのイメージの空港だけど、伝統的なツリーにはオールドヨーロッパの風景が繰り広げられていました。たぶんツリーまでモダンだと軽い印象になると思う。このバランスが素晴らしいなぁなんて・・・。この空港の施設のいろいろなことを決めたり、デザインしてる人たちは自分たちが一番楽しんでいる。なんとなくそう思います。大好きスキポール空港!
●店員便り●
店長が好きなのは空港よりもオリボーレン。オリボーレン型の椅子の中でオリボーレンを貪り喰らうおじさんの図。]]>
オランダ&ベルギー旅行 最終日!
http://niwatorib.exblog.jp/12519900/
2010-12-17T04:52:00+09:00
2010-12-17T05:39:43+09:00
2010-12-17T04:52:33+09:00
niwatoribunko
trip
旅の9日目、快晴です。とうとう、日本へ帰る日がやってまいりましたが、夕方のフライトなので14時くらいまでは市内で過ごせます。にわとりチームはおみやげのチーズを買いに朝からアルバートカイプのマーケットへ。
街の中心から少し離れた場所のせいか、ずいぶん庶民的なマーケット。すぐにチーズ屋台を見つけたので朝食で食べて気に入っていたクミン入りのチーズを購入。おじさんがチャチャッと包んでくれる。この後、空港でもチーズを買ったけど、同じくらいの量で倍のお値段でした。 美味しそうなサラミ屋さんやフレッシュジュースを売る店などをひやかしてから、街の中心部へ戻ることに。 おしゃれなお店が並ぶユトレヒト通りは、まだ午前中なので開いているお店も少なめ。オランダもベルギーも開店時間は遅く、閉店時間は18時ですけど家賃がどれくらいなのかとっても気になる。ところで、右の写真は夜に見たかったカーテン型のイルミネーション。東京は年々、絢爛豪華なクリスマスイルミネーション競争が繰り広げられているけど、アムスはシンプルなものが多いです。シャンデリアを象っていたり、ここはカーテンの形が連なるだけ。それがとってもかわいらしくて、私としては断然アムス派です。嫌いな青電飾も少なめだしね。 気になるお店の窓から見えるクリスマスツリーのオーナメントがシックで素敵。 オランダらしい風景も今日で見おさめ。なんだか寂しくなってきました。さて、目指す場所は初日に訪れたスパイ広場の古本マーケット。ここに2回来られるように、日程を組んだのですが、既に荷物は昨夜しっかり梱包済。超過料金を取られないように持って行った秤で計量もバッチリ。なので、よっぽどのものがない限り買わないつもりです。 そして、到着したスパイ広場にはなんと先週より2倍近い古本屋さんが出店中! 先週はシンプル2列だったのに、コの字型が連なるフォーメーションだ! そんなぁぁぁ、しかも、買いたかったブルーナー装丁のペーパーバッグが大量に売られてる! ううううむ。送るにしても郵便局は現金のみ。ユーロにそれほど余裕ないし・・・。機内持ち込みの荷物にすればギリギリいけるんじゃないか? ということで最後の最後に30冊程購入! もう見ちゃだめって感じで、今週も出店していたアムねこさんにご挨拶だけして本当にそそくさと逃げ帰る我々。。 とりあえずホテルに戻り、再び荷造り。本だけでなくチーズやバターなども買っていたので本当にギリギリの重量だけど、なんとか大丈夫そう。Sさんとの待ち合わせのアメリカンホテルのレストランに到着したものの、最後に慌てふためいたせいで気持ちが落ち着かず、ランチも歴史的な内装も楽しむ余裕なし。
焦った~。しかし、もうちょっとゆっくり最後の古本マーケットを見ればよかったかも。 さあ、いよいよ、本当にアムステルダムともお別れ。空港へ向かわなくては! と思ったら店長が「お店で留守番してくれている天野くんにもオリボーレンを食べさせてあげたい」と言って駆けだした、いつものオリボーレン屋台へ。もちろん、そんなしらじらしい言い訳はすっかり忘れて帰り道に全部食べていたけどね。 旅自体はもちろん、旅のプランを考えたり、ホテル選び、買い付け&楽しむためのいろいろな調べ物、ストリートビューでの旅の練習(笑)、なにもかもを120%楽しみつくしました。10数年ぶりのヨーロッパの旅。インターネットの発展のおかげで昔よりもずっと情報を仕入れるのが簡単になったし、選択の幅も広がり失敗も少なくて済むみたい。でも、あたりまえだけど実際にその場所に行かないとわからないことや、見られない風景の方が圧倒的で、やっぱり旅に出るって素晴らしいです。。 そして、もうひとつ思ったのは、街の魅力を決めるのは歴史的な建造物、美術館、自然豊かな公園と同じくらいの割合で小さな個人商店だということ。お店を続けて行くのはやはりいろいろ大変ですが、頑張る意味はある。そう思えた9日間でした。
この日買ったもの。
ディック・ブルーナー装丁のミステリーのペーパーバッグ。これを買ってしまったので、最後の最後に慌てるはめに。今は荷物の重量超過が厳しいので、ヒヤヒヤでした。 そして、本当に最後の最後、搭乗ゲート近くの売店で買った、オランダ土産の定番中の定番木靴のキーホルダー。
バイバイアムステルダム
またくるね!オランダ&ベルギー旅行で買い付けた品々のフェアを行います。
今週12月18日(土曜日)から終了日は未定。
週末は、ぜひ、にわとり文庫へ。
●店長便り●
オランダって美味しいものがないと言われがちな国だけど、こんなに美味しいオリボーレンを年末にしか食べないってのはいったいなぜなんだ?! オランダ最大のミステリーですよこれは。]]>
オランダ&ベルギー旅行 8日目 後半
http://niwatorib.exblog.jp/12513488/
2010-12-16T06:55:00+09:00
2010-12-16T07:13:22+09:00
2010-12-16T06:55:29+09:00
niwatoribunko
trip
今週12月18日(土曜日)から終了日は未定。
よろしければ、ぜひ、にわとり文庫へ
遊びにいらしてくださいませませ。 セントラルミュージアムへ向かう運河沿いには、小さなアンティークショップなど魅惑的なお店が立ち並んでいました。Sさんとはいったんお別れしてそれぞれ気になるお店巡りスタート。 まずは、ポストカードの専門店らしいこのお店。古めかしいポストカードがたくさん。奥のテーブルにはポストカードの山が。店主のおじさんが滔々とお客のおじさんとマニアトークを繰り広げている。ちょっと気になるカードの値段をかわいい女の子店員さん(メガネっ子)に聞くも、ちょっと待っててボスに聞いてみるとのこと。値札がついていないものが多いので、一部を除いて値段はいちいち店主に聞かないといけない感じ。 今思うといろいろ欲しいものもあったのだけど、明日には日本に帰るのでユーロの手持ちも少なくなってきていたし、値段を聞くのが億劫になってしまい、最初に気になったものだけ買ってお店を出る。もう少しじっくり見れば良かったかな? これが初日だったら、もっといろいろ買っていたはずの良いお店でした。 次に向かったのが可愛らしい装丁の本がショーウィンドウに並んでいたお店。中に入ると本屋さんではなく、アンティークショップでした。ガラスケースの中のものを見せてもらおうと奥にいるおばあさんに声をかける。二つほど気に入ったものを買うと丁寧に素敵な包装紙で包んでくれました。 そして、待ち合わせの場所HAMAへ! 滞在中、もっと頻繁に利用するはずが、意外となかなか来られなかったオランダのイトーヨーカードー(店長談)。ここではかわいいパーティーグッズやら、姪っ子への頼まれものやらをいろいろ。レジでクレジットカードが使えることを確認したので、それはもう、たっぷり購入!! Sさんと合流してカフェで休憩。ユトレヒト名物アップルボーレンも食べました。Sさんの買ったものを見せてもらうと、年代ものの手織りレースが挟まれた素敵な硝子のトレイ。ずいぶん安く買えたそうでニコニコ顔。ユトレヒトは本当に素敵な街でした。
しかし、これ以上ここにいると更に散財してしまうおそれ大。
というか、この国にいると確実に破産してしまうので、
そろそろ日本に逃げ帰らねば!
この日買ったもの。
ポストカード専門店で買ったのはなぜだかセクシーガールたちのポップ。 おばあさんのアンティークショップではおそらく1950年代のスタンプセットと、特に気に入ったあひるの青い缶。年代不明だけど戦前の品物。これは学校で紙のノートを使うようになる前、小さな黒板がノートだった時代の黒板消し入れだそうです。デッドストックだったらしく大変キレイな状態。 そしてHAMAでは
パーティーグッズの数々。
カラフルでオランダらしい!
紙ものとしても魅力的です。]]>
オランダ&ベルギー旅行 8日目 前半
http://niwatorib.exblog.jp/12506845/
2010-12-15T05:41:00+09:00
2010-12-15T05:43:07+09:00
2010-12-15T05:41:09+09:00
niwatoribunko
trip
今日はユトレヒトにやってきました。アムスの中央駅からICで30分ほど。最初に向かったのはドム教会の広場。そこにあるインフォメーションでマップを貰います。どこから来たのか聞かれ、日本と答えるとなんと日本語のマップが用意されていました。そこから運河沿いの道をまっすぐ進んでセントラルミュージアムへ。ミュージアムにはオランダの建築家リートフェルトなどユトレヒト出身のアーティストの作品が多数収められています。しかし、日本人にとっては分館のミッフィの生みの親ディックブルーナーハウスがあることで有名ですよね。 ブルーナーハウスだけを見学する日本人が多いようですが、本館のミュージアムは見ごたえたっぷり。ブリュッセルの王立美術館よりもアットホームな雰囲気と、多様な収蔵品、工夫のある丁寧な展示で見ごたえありました。向かいにあるブルーナーハウスの方は1階は子どもむけ、2階がデザイナーとしてのブルーナーを深く知れる大人向けといった感じ。こちらも興味深く、充実しています。 オランダの有名デザイナー、リチャード・ハッテンが手掛けたというカフェテリアでランチ。うーんデザインかなり普通? 手抜きか、予算不足か? サンドイッチはまあまあ美味しかったです。コーヒーのオーダー忘れられていたけど。 ミュージアムの自転車。
めちゃくちゃカワイイ。欲しい。 さて、ミュージアムをたっぷり堪能した後はユトレヒトの街に繰り出します。ここまで来る途中には開店前の素敵なお店がこれでもかと連なっていたけど、そろそろ、開店したかしら? そうそう、ユトレヒトはうさぎのミッフィー、オランダ語ではナインチェの街ですが・・・。 かわいい猫ちゃんもいっぱい住んでいました。
窓辺の猫、絵になるな~。 バシバシ、写真を撮っていたら、
なんと手前にもう1ひき黒猫ちゃんが!
あんたばっかり目立ってんじゃないわよっと白黒ちゃんをひと睨み。でも、黒猫ちゃん色的にどしても目立たないっ、この後も猛烈アピールをする黒ちゃんでした。猫って面白い。
●店長便り●
オランダのニャーはどの子も猛烈かわいいが、日本で身近にいる白黒猫はかわいいとは・・・。いや、怖かわいいですニャ。]]>
オランダ&ベルギー旅行 7日目 後半
http://niwatorib.exblog.jp/12492850/
2010-12-13T04:22:00+09:00
2010-12-13T04:51:25+09:00
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niwatoribunko
trip
12月18日(土曜日)から終了日は未定。
よろしければ、ぜひ、にわとり文庫にいらしてくださいませ。
ホテルへ戻る途中にライツェ広場で見つけたのは、旅の前の下調べで絶対食べたいと思っていたオリボーレンの屋台。オリボーレンとはオランダの揚げドーナッツなのですが、11月後半くらいから年末の間だけ食べられるそうです。(特に大晦日には欠かせない年越しそば的な存在らしい)。到着したばかりのアムスでは見かけなかったので、ベルギーへ行ってる間に登場したよう。早速二つ買って食べてみました。うーまーいー! しっとりもちもちしていて、もちもち好きにはたまらないです。もっと甘いのかと思っていましたが、粉砂糖をかけてもらってもほんのり甘いくらいでした。しかし、こんなに美味しいのになぜ年末にしか食べないの?? オリボーレン屋台の向こうには小さなスケートリンクが設置されていました。クリスマスムードが日に日に高まってます。そういえば、オランダには2回クリスマスがあると言われていて、1回目はサンタクロースの元ネタといわれるシンタクラウスがスペインから船でやってくるのです。確か日曜日にシンタクラウスが到着したので、オランダはすでにクリスマスなのでした。ちなみにシンタクラウスの到着は毎年生中継されているとか。
スケートリンクはまだガラガラですが、もの凄い真剣にリンクをクルクル回っている大人の男が一人。
もしかして自主錬? さて、この日のお楽しみは夜、音響が素晴らしいことで有名なコンサルトヘボウへ、若き中国人ピアニスト、ランランのコンサートを聞きに行くというもの。事前にグーグル翻訳先生の力を借りてチケットを確保していたのです。(このホールが本拠地のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団はなんとこの時、日本で公演中)。受付でチケットを受け取って中へ入ります。 観客たちは座席につく気配もなく何箇所かあるバーでコーヒーやらワインなどを飲んで待ちます。なんと、バーのドリンクは無料。座席のランクに関係なく開演前と休憩の2回も好きな飲み物を受け取れます。チケットを見せることもなく、なんともスマート。さあ、コンサートが始ります。ランランは世界中で注目の若手ピアニスト。日本では映画版のだめカンタービレでのだめのピアノを吹き替えたことでも有名ですよね。音楽には全然詳しくありませんが、もう、最後にはひたすら感動でした。のだめに良く出てきた音の粒というのはこのことか!
周りの音楽愛好家らしい観客の人々が立ち上がって拍手する姿にすら感動。興奮の夜は更けました。
帰りには夕飯難民になり、鼠の走るハイネケンバーでそれしかなかったガーリックトーストを齧りながら、感動の余韻を味わう。ちなみに途中寝ていた店長はまだ開いていたオリボーレン屋台に走り今度は5個入りを買ってとっても満足そう。
明日はユトレヒトへ行きます。
この日アムねこさんの店で買った薄い冊子の絵本。これがまた素晴らしくってクラクラ。 開くと飛び出す女の子。うーん、イイ。写真絵本としても素敵だし。さすがデザインの国唸ります。この日は何度も、キュン死しそうになりました。
●店長便り●
オリボーレンが好きになりすぎて、この日の夕飯もオリボーレン。次の日の朝ごはんもオリボーレン。帰りの飛行機でもオリボーレン、自宅に戻って最後のオリボーレン。11月17日はオリボーレン記念日。]]>
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